立ち食いそばとは思えないクオリティ
江戸時代から続く日本橋の老舗・鰹節問屋が営む立ち食いそば屋さん「そばよし」。
店頭には「鰹節問屋直営」の文字とともに
「化学調味料を一切使用しない『つゆ』が自慢の店、是非御自分の舌でお確かめ下さい」
のフレーズ。
ただ個人的にはそばというよりはもはや、おかかご飯を食べに伺うお店なんですけどね(笑)。
ともあれ、立ち食いそばとは思えないクオリティに驚かされるお店なんです。
食券の列へ並ぶ前にメニューは心に決めておこう
こちらは店頭で食券を購入するスタイル。豊富なメニューに圧倒されるので、あらかじめ決めておかないと焦っちゃってイケマセン。
急く心を抑えつつ、お店の外に掲示されてるメニューをじっくり眺めてから入りましょう。
粉かつおを得るために「ライス」の注文は必須です
ちくわ天そば 360円+半ライス 80円=440円
粉かつおを得るために「ライス」の注文は必須です
ご飯にはふりかけ容器にたっぷり入った「粉かつお」が付属してきます。かつてはテーブルに常備してあったようですが、盗難が相次いだといういわくつき(?)の逸品!
お好みでどうぞ!!
「おかかごはん」
当店は「鰹節問屋直営」です
当ビル3階の工場で鰹節を削る際に発生する「粉かつお」これをライスにかけ放題!!
「かけ放題」! いい響きだ・・・
おかかごはんだけでも十分に満足
「美味しいたべかた」
・ごはんに「粉かつお」を適量かける。
・醤油を控えめに(お好みで)3~4滴かける。
嗚呼、鰹節を発明した人は天才。偉大過ぎます・・・
案内には「ライス単品だけの販売は出来ません」の文字も。うん、そう書きたくなる気持ちも分かる。これだけでもご飯3杯は余裕でイケるもの。
もう、半ライス 80円/ライス 160円の上に丼ライスを設定して欲しいレベル。
蕎麦よりも先におつゆをしみじみ味わいたい
で、お蕎麦自体は・・・まあ普通の立ち食いレベル。特筆すべきところはない。
でもいいんです!
やはりダシの効いたつゆがいい。
ふんだんにかつおだしが使われているのが感じられます。
シメにご飯茶碗へおつゆをたらりと入れて、猫まんま的にサラサラっと行くのもアリ!
いやはや満足満足・・・ごちそうさまでした。
追記:かつて中央区京橋にあった支店が移転して、この5月より港区神谷町で再オープンしたそう。もともとそば屋さんがあったところに居抜きで入ったとのこと。そちらもチェックせねば。
◎鰹節問屋直営 そばよし 本店
■住所:東京都中央区日本橋本町1-1-7
■営業時間:
[平日]7:30~20:00
■定休日:土曜・日曜・祝日
◎参考:
・鰹節問屋直営のそば屋「そばよし」に、日本橋のビジネスマンたちが足繁く通うワケ。[フードリンクニュース]
・鰹節問屋だからできる贅沢なダシ!日本橋の立ち食いそば「日本橋そばよし」[マイナビウーマン]
・京橋玉次郎のお品書き「おやじの昼めし」[朝日新聞]
※2016年4月に閉店した京橋店の情報
コメント
昔はご飯の上におかかをかけて醤油をたらしてご飯を食べたりしたものですが、たまに食べたくなりますね。食感の差はありますが、もっと旨味が広がるダシ粉をかけて食べるご飯。これはこれで絶妙。今度神谷町に移ったみたいなので行ってみたい。
中込さん、コメントありがとうございます。
ああオカカゴハン・・・そういえばおかかって海苔とのマッチングも良いですよね。viva海苔弁!
そうか、「そばよし」でもダシ粉の上にオン・ザ・海苔・・・!いいかも!
う、さっそくアンケート用紙に要望書いてみようっと(笑